DIYノウハウ

木のコーナーの石積み花壇の完成で、Gartenの全ての花壇は完成ですが、作業用テラスと木のコーナーの間にある通路が未完成です。カラーストーンを撒いて飛び石を配置することを想定していましたが、もう少し木を使った雰囲気にしたいという要望があり、飛び石の代わりに枕木を利用することにしました。

アーチ花壇も完成し、その隣の場所は、Gartenに残された最後の花壇領域です。庭造りの最初に生垣を抜根・撤去した際に、１本だけ残したエゴの木が生えている場所です。Gartenには木を植えないという暗黙の方針がありました。でも全然木がないのも寂しいということで、１本残ったエゴの木を中心に、低木を植える場所を作ろうということになりました。

アーチは、本来石やレンガの自重によって梁や屋根を支えて下部に広い空間を作るための構造物ですが、今回は花壇の装飾として作成します。装飾とは言ってもレンガの自重自体でアーチを形成する構造で、本格的な構造物です。作成過程の詳細をご紹介します。

家壁前の花壇の延長線上に、作業用テラスを作成しました。また、庭の西側の一番奥の場所は物干し台用の少し広めのレンガテラスにします。レンガの敷き方は、作業用テラスはランニングボンド、物干しテラスはバスケットウェーブの変形型です。

買ってきたレンガを地面に並べて積み上げるだけでは、なかなかカッコいい花壇はできません。DIYと言えども、本格的なレンガ積みの花壇を作るためには、基礎からしっかり作る必要があるでしょう。本ページでは、基本的なポイントは押さえつつ、自分なりにアレンジした手順で行なった基礎工事をご紹介します。

リビングのガラス戸の正面にあるスペースに、レンガ敷きのテラスを作成します。きっちりとしたテラスとしたかったので、基礎工事をしてしっかりとした枠を作る必要があります。横方向の枠は、手前はガラス戸前のタタキを利用し、奥のフェンス側は細長い花壇を配置することにしました。

いよいよ本格的な花壇作成に挑みます。場所は東側のアプローチを抜けた先の南東の角。一番日当たりの良い場所です。３つの扇型が段違いで重なったデザインで、中心に鉢植えを置く台と、作業場所として花弁の形の足場を配し、メインテラスの縁のテラス花壇に続く枡形花壇もつけました。

抜根をするには、重いものを引き上げるためのレバーホイストとそれをぶら下げて固定するための三脚を用意します。それから、抜根する植木を結わえるためのスチールワイヤーも必要なのでお忘れなく。

かっこいい花壇を目指してデザインを考えていくと、必ず半分のサイズのレンガが欲しいとか、元のレンガのサイズでは入らないので少し小さくしたいとかの欲求が出てきます。それを叶えるためにはどうしてもレンガカットが必要になります。

本格的なレンガ花壇を作るには、やはりモルタルは欠かせません。DIYerにはどのくらいの硬さのモルタルを使うと、いつ頃どのくらい硬くなるのかの経験がありません。DIYerとしての工夫をして本格的なレンガ花壇作成に挑戦しましたので、そこで得たノウハウをご紹介します。