レンガカット

思い通りの花壇にするにはレンガカットが必要

かっこいい花壇を目指してデザインを考えていくと、必ず半分のサイズのレンガが欲しいとか、元のレンガのサイズでは入らないので少し小さくしたいとかの欲求が出てきます。それを叶えるためにはどうしてもレンガカットが必要になります。

覚悟を決めて、レンガカットに挑戦しましょう。必要なものは、ディスクグラインダー(¥6,390)、レンガ切断用ディスク(¥1,393)、防刃手袋(¥1,050)、ゴーグル(¥329)、玄翁(¥1,969)、レンガタガネ(¥842)。参考までに購入時の価格を付けておきます。

レンガカットの手順

カットするレンガの表面に切断場所を示す線を鉛筆と定規で引きます。面裏両面から切り込みを入れるので、レンガの両面に鉛筆で線を入れておきます。水平で安定した場所にレンガを置き、グラインダーの刃を、目印の線に沿って真上から垂直に下ろします。

グラインダーの刃の幅は限られているので、レンガをいっぺんに切断することはできません。半分ほど切れたらレンガを裏返してもう一度反対側から切り込みを入れます。

両側から切り込みを入れても切断できない場合は、切り込みにレンガタガネを差し込んで、玄翁(げんのう)で軽く叩くとパコっと割れます。

片側に切り込みを入れただけで、タガネを入れて玄翁で叩けば切断できますが、なかなか真っ直ぐに割れてくれませんので面倒でも両側から切り込みを入れたほうが良さそうです。

レンガタガネと玄翁だけでレンガをカットする方法を紹介するサイトもありましたが、私の場合はうまくいかないケースのほうが多かったので、諦めてグラインダーを使用することにしました。グラインダーを使えば、少なくとも刃で切った場所以外で割れる事はないので確実です。

複数同じサイズでカットする場合は、並べていっぺんに切り込みを入れました。

レンガの整形

グラインダーの刃を真っ直ぐに下ろせなかったりして、なかなか思った形に切れない場合があります。ぴったりサイズのレンガを作りたい時は、余裕を持って切断し、後から余分な部分を削って整形します。

グラインダーの刃には厚みがあるので、その分切断面の真ん中に出っ張りが残ります。余分な出っ張りの切削は、レンガを手に持って、グラインダーの刃を斜めに当てながら少しずつ動かすと、きれいに削れます。非常に危険なので、充分注意して実施してください。必ず防刃手袋やゴーグル、マスクを着用することをお勧めします。

近所迷惑には注意

グラインダーによる切断時には、相当大きな音が出るので、近所迷惑にならないように実施時間に配慮しましょう。また切削時には、レンガの削りカスが煙のように大量に出るので、こちらも近所迷惑にならないように充分に配慮してください。風向きに注意し、特に洗濯物干しの時間は避けた方が良いでしょう。

お金があれば、グラインダーに集塵機を取り付けることもできるようです。

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