作業テラスと物干しテラスの作成過程

その他のテラス

家壁前の花壇の延長線上に、作業用テラスを作成しました。ここは水道の蛇口やエアコンの室外機が置かれていて、花壇作成には向きません。また、花壇ばかりではなく、色々と作業を行うスペースも必要だろうということで作成しました。

庭の西側の一番奥の場所は従来物干し竿がかけてある場所で、草取りに苦労していましたので、こちらも少し広めのレンガテラスにします。

レンガの敷き方は、メインテラスがヘリンボーンだったので、違う敷き方もためしてみたくなりました。作業用テラスはランニングボンド、物干しテラスはバスケットウェーブの変形型です。

作業用テラス

最初に作業用テラスを手掛けます。まずは、例によって基礎工事。レンガ枠の敷設場所に溝を掘って砕石を投入。しっかりと踏み固めた後に、枠用の赤レンガを仮置きして地盤の直線性と水平性を確認します。

少し緩めのモルタルを用意し、砕石に塗り込みながら枠用レンガを接着して行きます。最終的に真っ直ぐで水平になるように、注意しながら設置します。水糸と水平器を使って確認し、ずれていればゴムハンマーでコンコンしながら調整します。

固まるまで数日放置すれば完成です。こちらも無駄かも知れませんが、砂を入れる前に地面の上に防草シートを敷いてみました。

レンガ敷設

最終的に、作業用テラスの敷きレンガの上に室外機を置くことになりますので、一旦、室外機を作業場所から逃してやる必要があります。配管を外すわけにはいかないので、コンパネ用の板を流用してその場で持ち上げる方法をとりました。

レンガ敷きは、もうだいぶ手慣れた砂決め方です。ランニングボンドはレンガを同じ向きに半分ずつずらしながら敷く方法で最も簡単な方式です。

敷き終わったら目地砂の珪砂を入れて完成。

物干しテラス

物干し用のテラスも作成方法は同じです。こちらはレンガの色をベージュにしてみました。レンガの敷き方のバスケットウェーブはレンガ2個で正方形を作り、それを交互に向きを変えて配置する方法ですが、今回は、正方形のレンガも利用して、変形のバスケットウェーブとしました。

まずは、作業用テラスと同様に基礎工事としてレンガ枠を作ります。抜根で柔らかくなっている部分があるので、土を均してしっかりと踏み固めます。

次に防草シートを敷きます。その上に一旦レンガを置いて、きちんと予定通りのレンガが収まることを確認します。

防草シート上に砂を撒き、砂決め方でレンガを敷いていきます。スチール製の長いL字アングルに板をねじ止めした治具を用意し、砂を真っすぐにならして敷設しました。

奥の角の部分コンセントが出ているため、グラインダーでレンガを少し削る必要がありました。

珪砂をレンガの隙間に流し込みます。余分な砂は掃きだして物干し座を立てれば完成です。

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